行事・活動

令和5年度薬友会総会、講演会、キャリアガイダンスの報告

2023年12月15日(金) | コメント(0)
令和5年度の薬友会総会、講演会、キャリアガイダンスは令和5(2023)年10月21日(土) 16時より、東京大学薬学部講堂においてZoomWebinarとのハイブリッド形式で開催されました。引き続き、懇親会が10階会議室で開催され、盛会裡に終了しました。

■薬友会総会
小林会長挨拶の後、次期会長(令和6年4月に就任)に松木則夫副会長(昭和49年薬学部卒、東大名誉教授)が選出されました。2022年度の決算報告があり、次いで2023年度事業計画及び予算(案)が承認されました。会誌「薬友」で呼びかけた協力金についての説明があり、引き続き会員の皆様のご協力が要請されました。次いで三浦薬学系研究科長より学内活動報告がありました。
 
■講演会
機能病態学教室の堀由起子准教授より、「アルツハイマー病根本治療を目指した光酸素化法の開発」と題した講演がありました。光酸素化法によりアミロイドβタンパク質の毒性を除去するという画期的な手法で、最近話題となっているアルツハイマー病抗体医薬に代わりうる新しい治療法となることへの期待が高まる内容でした。有機合成化学教室との共同研究という薬学部ならではの研究内容でした。アミロイドβやタウタンパク質の挙動についても興味深い知見が紹介され、活発な質疑応答がありました。


■ キャリアガイダンス
4名の若手卒業生による学生・大学院生向けのキャリアガイダンスがありました。ドイツ在住の宮沢博士にはオンラインで参加していただきました。学生・大学院生には将来のキャリア形成に向けての情報を得る機会となりました。アンケートでも、「普段聴くことができない貴重な意見、体験を聞くことができた」「先輩方の歩まれている進路を聞くのは初めてで大変参考になった」など好意的な意見が多数ありました。


■懇親会
4年ぶりに懇親会が開催されました。三浦研究科長の挨拶時に「火災警報」の誤報があるというハプニングがありましたが、久し振りの対面での懇親会で大いに盛り上がりました。

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